
その名も「ウソも数撃ちゃそのうち当たる」そもそもこの連載自体がはじめは冗談から始まったのだけど、担当者と話しているうちに「やってみようか」てことになった。だから題名も「嘘から出た真」でいこうとなったわけ。
だいたい企画とか起業というのは肩に力いれて鼻息荒く突進したところでうまくいくものではないだよね。
自然の流れに自然に乗って、回りが良く見え、知人とたくさん話しながら、だんだん実現に踏み切っていくのがいい。
無理がないし、時代に乗ることになるからトントン拍子に進むわけなんだよな。
嘘をつくというより「無責任にロマンを語る」「・・・なのがあったらいいんじゃないかなぁ」と気軽な思いつきを公言しているうちに「あ、それいいねぇ」という人が現れて、乗り乗りで何度か話をしているうちに下地ができてきて「じゃ、やってみるとしますかね」となってキックオフってなるのがいいんだよ。
初回あいさつは代々木公園の散歩話、それから福岡、バリと出かけた先での思いつきを原稿にしたんだ、日常の中に嘘から出た真がたくさんあるってことをありのまま書いてみたかったのさ。
などと暢気なことを言っていたら、そこで書いたことがほんとにマジ化し始めて驚いちゃってます。
バリの共同研究とか福岡発海運業ベトナム作戦とか。
おもしろいことになっちゃってます。

何十年も昔、ビンギンまで行ったことがある
迷ったあげくやっと森を抜けると少年がいて
海岸の崖っぷちを降りながら秘密の海だと教えてくれた
そのとき目にしたローカルサーファーたちは天狗に見えた
何十年もたってこんどはサーファーとして波と戯れていたのは自分だった
その当時と同じ年くらいの少年サーファーがやってきて、いっしょにサーフィンを楽しんだ
帰り際、少年から黒真珠の腕輪を買った

水平線の夕陽を浴びながら海にいたのは一人
真っ赤な海に真紅の波がやってきてピンクのフェースを滑空していた
魚になった
YouTube kubotatu クタリーフ夕暮れムービー更新中
http://jp.youtube.com/watch?v=JP5zfEsrRTI

民族舞踊教室に通う子供たちは一生懸命だ。レッスンの合間での先生に質問を浴びせて自らの演技磨きに余念がない。
演技指導の先生の熱い指導がかつて日本の三丁目の夕日にあったような熱い人間教育を思わせる。
YouTube kubotatu ムービー更新中
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=kubotatu&p=r

ただ海が見渡せるカフェに座ってサーフィンで火照ったからだを横たえ何時間でも沖に巻くチューブを眺めていた
ウェスモンゴメリーCaliforniaDreamingwo聞きながらのクタリーフ
バリの甘い風とバリコーヒーの香り
船がのんびり行き交い、親子が浜辺で遊び、子供たちが民族舞踊を練習している
i-podの曲はHapaの「He`eia」と変わった
海洋王国、千年のロマン
YouTube kubotatuムービー更新中
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=kubotatu&p=r

あまり長く居座っているせいかウエイトレスが「日本からですか?」と声をかけた。聞くところによるとクタ大学の観光学部の学生でインターンシップで働いていると言う。いつかホテルを経営したいのだそうだ。

インドネシアのように発展途上国でありながら勉学を志しながら金銭的な事情で断念する若者が多い。
しかし今回インドネシア内にも急速に普及しつつあるインターネットカフェにてそこでバイトする店員はこんなことを言った。
「家庭の事情で勉強したいのですが学校に通うこともできませんし、兄弟の面倒も見なければなりません。しかしここ(インターネットカフェ)で働きながらホームページから勉強することができます。」
「このお店のネット管理までできるようになろうとインターネットの知識とサーバー管理を独学で学びました。半年ぐらいがんばりました。」
「経済学を勉強したり、インドネシアの歴史や民族性をホームページから学んでいます。英語でアメリカの大学の教科書を読んだり、日本語の練習もブロードバンドでやってますよ。」
学歴よりも実力が物を言う時代だがこの青年のように優秀でやる気がある次世代がフラット化する世界に名乗りを上げる日までそう遠くない。
日本の若者が向かえる雇用経済はだいじょうぶなのだろうか。
アジア地域のインターネットカフェ動向
http://anr.org/web/html/archive/old/html/output/2000/200004.htm

映画の終わりに日本人が拍手したのを始めてみた。それも若者ばかりだった。
観に来ているのも若者、拍手したのも若者、日本の若者は捨てたもんじゃないなと思った。未来の日本はひょっとするとまだなんとかなるのかもしれない。
一方、これまで日本の経済を立ち上げてきた中高年はこの映画を観ているのだろうか?「環境なんて関係ない」と思っている人がほとんどなのではないだろうか?それがとても怖い。現にこの映画を観に来ている観客は若者が大半だったからだ。
「温暖化は学術論文960すべてが緊急対策を要すると訴えているのに対し、反対意見は一つもない」事実を知っているのだろうか?「温暖化という証拠はまだない」は嘘だったのである。
「温暖化はCO2排出が原因でそれは企業の生産廃棄物が根源である」という学術事実を映像ではリアルにその証拠も根拠も公開している。しかし日本をリードする政治家、経済人、文化人はそれを理解しているようには思えない。いや理解しても収益となる仕事環境の方がプライオリティーが高いと判断しているのだと思う。
「温暖化は八百長と言って問題を先送りにした人はこの者、意見を翻してガソリン会社に就職した者、危機を訴える有識者たちを八百長呼ばわりした者、背に腹は変えられないと企業利益優先したビジネスマン」を映画の中で露骨に録画と個人名で列挙している。そうしてみると、いずれ日本人経営者、政治家、財界人も負の遺産を残した罪人として名前をあげられる時代がくるのは避けられないだろう。知らぬそぶりをしていたエリートたちもしかりだ。
話半分だとしても50年足らずで気温が2℃上昇、海抜6m上昇するという。そうなればとても今の生活は維持できない。不謹慎だが”自家用車、エアコンのある生活は過去の遺物となるから株は暴落する前に売り払った方がいい、環境対策企業に投資”などとせこいことも考えたりしてしまった。
50年後からでなく2,30年後には緊急生活環境がはじるということは我輩中高年もまだ生きているということだ。それどころか激烈な生存競争の中で弱いものである老人と子供は想像以上の過酷な生活を強いられることになるわけで回りに迷惑をかけながら生きながらえることになる。
この映画を見る限り正面から受け止めざるを得なかった。
”もう準備しなければ、間に合わないかもしれないがやれるだけのことはやろう”そうあれこれ個人的な対策を考えながら六本木から原宿の自宅まで歩いて帰った。
スマトラ沖地震のときのんきに海を見ていた人々が津波に浚われていく映像が目に新しいが我々はまさにそれと同じことになっているのではないか。
猛暑、水浸し、異常気象、病気蔓延の生活がまじかに迫っているのに金儲けの企画なんかしている場合じゃない、どのように生き延びるか、どう切り変えるかが最優先の企画だ。
もう一度「不都合な真実」を観に行って、どう生きるかを考えてみることにした。
ボートサーフィン、極楽頭チュウブ 最高! ビンタンビールやってマッサージ